巨人 広島・前田を打ち崩し３連勝 いよいよ打線に火がついてきた

 

８月１５日、巨人が３位広島に７－２で打ち勝ち、阪神戦に続いて３連勝した。

  

阪神戦では、初戦にメッセンジャー投手に抑えられた。しかし、２戦、３戦目は、投手の好投もさることながら、打線が少しずつ上り調子になってきている。

 

とくに、井端、高橋、長野、阿部、村田選手など、中堅からベテランの選手に当たりが出てきたのが、この間の特徴ではないだろうか。いよいよ打線に火がついてきたという感じだ。

 

セベタ選手も、阪神３連戦目、久しぶりにどでかいホームランを放った。

 

そして今日１５日。セリーグ防御率一位の広島のエース・前田健太投手を相手に、１２安打の爆発で勝利をものにした。

 

投げては、内海投手が広島に１２安打を打たれながらも２点に抑える好投をし、３勝目をあげた。８回まで投げ、その後を田原投手がピシャッと抑えた。

　　　　　　　　　　　　８回まで投げ、好投した内海投手

　　　　　　　　　　　 

 

内海投手が８回まで投げたというのも大きい。この間、ストッパーの久保、山口、マシソン投手は連日のように好投している。これらの投手を休めることができたのは、これからの連戦を戦う上でチームにとっていいことだ。

 

そして今日の試合で、打撃の立役者にあげられるのが、坂本勇人、高橋由伸、阿部慎之助の３選手だろう。

　　　　　　　　　　１回に先制ホームランを放ち、好調な坂本勇人選手

　　　　　　　　 

坂本勇人が１回に火蓋を切る１１号先制ホームラン。次いで２回には高橋由伸も後を追い、ダメ押しは５回、阿部慎之助の１２号本塁打とつづいた。

 

このところ、阿部選手の必死さが目につく。捕手から一塁手にコンバートされ、最初は慣れないのかミスを連発した。しかしその後、難しいバントフライをキャッチしたり、あわや安打となりそうな強いあたりを好捕したり、と守備面でも一生懸命さが目立つ。

 

打撃面でも、今日の本塁打のように当たりが出てきている。長らく４番が定着していなかったが、当分阿部選手の４番が続くだろう。

　　　　　　　　　　　　　打撃、守備面で必死さが目立つ阿部慎之助選手

　　　　　　　　　 

ベテラン勢がいくら奮起していても、チームに明るい未来はこない。やはり、ここは若手にもがんばってもらいたい。

 

 

さいわい橋本到選手が好調だ。今日もいいところで安打を放ち、打点をあげている。これまでも橋本選手のシャープなバッティングは評価しているが、ひきつづきチーム勝利のために貢献してほしい。

 

 

 

大田泰示選手も、亀井選手の故障などもあり、最近は試合に出ている。あんな大きな体格をしているのだから、もうそろそろ結果を出してもいいのではないか。

 

今日の報道によれば、菅野投手も投球練習を始めたそうだ。こう連戦が続くと、投手が一人でもいなくなると苦しい。早く復帰し、好投をみせてほしいものだ。

 

アンダーソン、亀井の復帰も待ち遠しいところだ。

 

 

 

タグ：巨人広島　内海哲也　阿部慎之助　坂本勇人　高橋由伸　前田健太　橋本到 ３連勝